いちごみたいに甘酸っぱい君のアイ 〜序章〜
何一つ分かっていなかった
ちょっとだけ元気になれたよ
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パチ。
「わ…。すごいぱっちり目が覚めた。」
キングサイズのベッドに一人。
一人ぼっちの朝を迎える。
「特進科に入ったは良いものの…。つまんないなー。皆ライバルみたいな雰囲気だから行きたくないな。」
正直言ってだるい。
各学科の代表生徒は確か、授業に参加しなくてもOKなんだよね?
テストの成績がNo.1なら。
よし。なら気が向いたら行こーっと。
汚い私は隠さなきゃ。そうじゃなきゃ、みんな離れていく。
一人ぼっちになっちゃう。イツワリでも、いいから。