観念して、俺のものになって
珈琲色のペンダントライトが照らす寝室の、シーツの海の底。
その闇の中僅かに照らされた紬さんのカラダは、想像通りしなやかな筋肉に覆われていた。
私と繋がっていた空洞から滴る蜜が、つうっと紬さんの唇から垂れ落ちる。
それを舌で舐め取りながら彼はうっそりと私を見下ろし、笑った。
きゅんと胸が締め付けられ、『ああ、今からこの人に抱かれるんだ』と深く実感する。
私、紬さんになら身を委ねてもいい。
そう思えるくらい、とっくに彼に彼に溺れていたのだ。
次に紬さんは、体重がかからないように片腕で自分の体を支えつつ、もう片方の手でそっと私のかたちを確かめた。
その手はひどく温かく優しくて、私はくったりと体を弛緩させる。
肌触りのいいパジャマの隙間から片手を差し込んだ彼は、下から掬い上げるように私のささやかな胸に触れてきた。
「はぁっ……」
心地よい感触にため息を漏らすと、また口づけで唇を塞がれ、再び舌を差し込まれる。
……私以外の女性もこうやって気持ちよくしてもらってたんだよね。
お互い様だからとやかく言わないけど、なんかモヤモヤするなぁ。
紬さんの手慣れた様子に、少し複雑な気持ちになった私は唇で彼の舌をきゅっと挟み込んだ。
紬さんはその感触に唇を合わせたまま、ふふっと笑って舌を抜き、私の唇をべろっと舐める。
「ひえっ!」
思わず変な声を上げると、濡れた唇の両端を持ち上げ紬さんは笑った。
「やっぱりまひるちゃんは面白いね」
そう言って笑いながらも、紬さんの私への愛撫は全く止まる気配がない。
先ほどパジャマの隙間から忍び込んだその手は、いつの間にか私の首元までそたくし上げていた。
「えっ、ちょっ!?」
それに気がついて声を上げた瞬間、紬さんは私の胸元へと顔を埋める。
彼の長い指がブラジャーのカップを押し下げ、そこからぷりんとまろび出た乳房の先端に唇が寄せられる。