観念して、俺のものになって
「ん、ひう……!」
口から変な声が漏れそうになって、唇を慌てて噛み締める。
紬さんは私の胸の頂きを舌で刺激しながら、私を見上げてその真っ黒な瞳を細めた。
私は視線に耐えられず、顔を真っ赤にしたままぎゅっと目をつぶる。
紬さんは私を見て、また吐息まじりの笑みを溢した。
彼の大きな掌は次に私のお臍の下へとゆっくり侵入を果たし、指をひっかけパジャマのズボンごと、大事な部分を覆っているショーツを下げていく。
「や、やめ……」
彼にだんだん肌を晒していく恥ずかしさに我慢できず、か細い声を上げる。
紬さんは私の声に反応してちゅぱっと音を立てて唇を胸から離し、下半身を暴きつつあるその手を止めた。
「……本当にいま、ここでやめてもいいの?」
彼は私を見上げながら、低く甘い声で確かめてくる。
中途半端にずり下げられたショーツの奥でじゅわっと蜜が滴って、私はごくんと唾を飲んだ。
ドクドクと心臓は痛いほど早鐘を打っていた。
紬さんの瞳を見つめられずに、両手で目を覆い隠す。
「や……やめないで、いいです」
消え入りそうな声でそう言うと、紬さんはふっと微笑んだ。
「よくできました」