婚約者には愛する人ができたようです。捨てられた私を救ってくれたのはこのメガネでした。
「もう、嫌な予感しかしないのですが。もちろん、兄上の婚約の相手は……」
「ご名答。フリート・メイソンだ。シオドリックからの情報によると、立太子と同時に婚約発表が開かれる予定。となれば、エメレンス殿下ももちろんそれに出席されるだろう?」
「ええ。まだ公式な連絡はきておりませんが、恐らく、というか絶対にそうなりますね」
「それだが。ディアを殿下のパートナーとして連れて、出席してもらいたい」
「え? わたくしが、レンのパートナーとしてですか?」
リューディアは、くりくりっと目を大きく見開いた。眼鏡が無い分、その目の大きさがよくわかる。
「ああ。ディア、お前。その、あれだ。エメレンス殿下とそういう関係なんだろ?」
「どういう関係ですか?」
どうやらこの妹には言葉を濁す、ということが通じないようだ。
「ご名答。フリート・メイソンだ。シオドリックからの情報によると、立太子と同時に婚約発表が開かれる予定。となれば、エメレンス殿下ももちろんそれに出席されるだろう?」
「ええ。まだ公式な連絡はきておりませんが、恐らく、というか絶対にそうなりますね」
「それだが。ディアを殿下のパートナーとして連れて、出席してもらいたい」
「え? わたくしが、レンのパートナーとしてですか?」
リューディアは、くりくりっと目を大きく見開いた。眼鏡が無い分、その目の大きさがよくわかる。
「ああ。ディア、お前。その、あれだ。エメレンス殿下とそういう関係なんだろ?」
「どういう関係ですか?」
どうやらこの妹には言葉を濁す、ということが通じないようだ。