婚約者には愛する人ができたようです。捨てられた私を救ってくれたのはこのメガネでした。
「まあ、お義姉さまが? はい、わたくしにできるかどうかわかりませんが。手伝わせてください」
「あらためてよろしくね、ディア」
「こちらこそ、お世話になります」
そうやって官舎の前で、今後の心構えの話をしていたところ、一人の青年がこちらに気付いたようで声をかけてきた。
「あ、部隊長。イルメリさん。ご家族でお出かけですか?」
人懐こい笑みを浮かべている男だ。
「ああ、エリック。ちょうど、妻の実家に行っていたところだったんだ。新しい仲間をスカウトしてきた」
と言うヘイデンはわざとらしいのだが、エリックと呼ばれた彼は気にならないようだ。
「新しい仲間? え、新人ですか?」
「ええ、私の妹のリディアよ。リディア、こちらは同じ採掘部隊のエリック・タイラーさん」
「あらためてよろしくね、ディア」
「こちらこそ、お世話になります」
そうやって官舎の前で、今後の心構えの話をしていたところ、一人の青年がこちらに気付いたようで声をかけてきた。
「あ、部隊長。イルメリさん。ご家族でお出かけですか?」
人懐こい笑みを浮かべている男だ。
「ああ、エリック。ちょうど、妻の実家に行っていたところだったんだ。新しい仲間をスカウトしてきた」
と言うヘイデンはわざとらしいのだが、エリックと呼ばれた彼は気にならないようだ。
「新しい仲間? え、新人ですか?」
「ええ、私の妹のリディアよ。リディア、こちらは同じ採掘部隊のエリック・タイラーさん」