禁じられた恋はその胸にあふれだす
「えっ、じゃないですよ。頭から血が流れています。」

私は持っていたティッシュで、その血を拭いた。

次から次へと流れてくる。

まだ、傷からの出血が止まっていないんだ。

「ああ……だから、頭痛いんだ。」

「そんな呑気な事、言ってる場合じゃないでしょ。」

私はその人を、病院に連れて行こうとすると、その人はスーッと目の前で倒れた。

「きゃああ!」


すると近くを通った近所のおじさんが、軽トラを停めた。

「どうした!一花。」

「おじさん。この人、頭から血を流して、倒れちゃった。」

「ええ?」

幸いおじさんが、軽トラの荷台に、その男の人を乗せてくれて、病院に運んでくれた。


そして、運ばれた病院も、私の同級生が医者をしていた。

「酒田、誰?この男。」

「私にも分からない。」

同級生と、その男の人の所持品を探した。

「おっ、財布。スマホも持ってないのか。家族に連絡着くかな。」
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