Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「じゃあな!!みぃ!
また明日学校でなぁ~」


家の近くまで送ってもらい、
裕也は自転車に乗り、ダッシュで帰っていった。



「本当……夢みたい──
私の彼氏が…拓斗の弟なんて…」



半分──ヤケっぱちみたいに付き合いだした
私と裕也…


この時私は、
いろいろな人を傷つけることになるなんて…


全然気づいていなかった。


12月は…
甘い時を過ごせるって信じていたんだ。


甘い……甘い──
12月を……。
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