Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「そんな顔すると
食べちゃうよ?」


ガブっ──


「っ──…!!」


裕也は噛み付くように私の唇を奪う……


「……ふぁ──」



情熱を帯びた唇に
侵食されて……


どんどん自分の熱が加速していくのが分かった。



「ぷっ……みぃ──
真っ赤になり過ぎ!」


だって──だって…


裕也のキス…気持ちよすぎなんだもん。


「なっ──!?
だっ……いきなりキスするから
びっくりしたじゃん!」


年下のくせに…
あんまり強引なこと…しないでよ。


「はいはい……
そのキスで気持ちよくなってたのは
どこのどなたさんですか?」


「ひどーい!!
裕也のバカ!」


「みぃが可愛いからいけないんだ…」


ドキ──…。


もう…本当に素直なんだから…

初めて会った時からそう。



裕也にはドキドキさせられっぱなし。


私の心臓は
爆発寸前……
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