俺様ヤンキーは溺愛王子
(どうしよう…。緊張する〜。)
ドアを前にして、よりドキドキしてきた。

「お邪魔します、、。」
少し静かにゆっくりとなかへ入った。
(やっぱり大きくて綺麗だな。)
何度見てもそう思う龍基くんの家の玄関。

なんだか前にきた時より照明が明るくてピカピカしている気がする。
私たちは(これもまた大きい)机の前のいすに座りお手伝いさんが出してくれた紅茶を飲みながらお兄さんたちを待った。

数分もしないうちに階段を降りる足音が聞こえた。
「ごめんね。待たせちゃった。」
お姉さんが言う。
私はお姉さんに見惚れてしまった。

お兄さんももちろんかっこいいけどお姉さんもおしゃれで可愛くてカッコいい人だった。
「大丈夫です!全然待ってないです。」
私は首を振る。むしろ、会うことができて嬉しい。

お姉さんたちは机を挟んで私たちの前に座る。
「自己紹介しないとね。初めまして。私は龍基の姉の琴羽《ことは》です。21歳です。よろしくね!」
ニコニコして優しそうな琴羽さん。私もこちらこそよろしくお願いします、と頭を下げた。
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