俺様ヤンキーは溺愛王子
「俺は結菜のことを今日も、明日も、明後日もその先もずっと大事にする。
約束するから、もう2度と離れるな。何かあったらすぐ言ってこい。」

結菜にだったらどんなに先の未来だって約束できる。
結菜がいない未来なんて想像できないし、もう結菜なしでは無理だ。
それほど、俺は佐藤 結菜という存在に惹かれている。

結菜は微笑みながらゆっくりと口を開いた。
「私も、龍基くんに会えてよかった。これからも一緒にいてくれる?」
可愛すぎて息が詰まる。

「当たり前だ。」
愛おしい。好きだ。そんな気持ちが溢れそうになって顔を近づける。
唇がそっと触れる。

離れると、俺はずっと心に決めていたことをついに口にした。
「結菜、俺は結菜とこの先の未来もずっと一緒にいたい。」
結菜は俺を見上げて言葉を待ってくれている。
この愛おしい存在を隣でずっと守りたい。愛を伝えたい。
「高校卒業したら俺と、、、結婚してくれ。」
俺がそう言い放つと結菜は理解が追いついていないのかポカンとした顔をしていた。
< 74 / 80 >

この作品をシェア

pagetop