エリート警察官の溺愛は甘く切ない
「今日、あいつらに夕食を作っている紗良を見て、結婚してよかったと思ったよ。」

「それは、どうも。」

言ってる意味は分かる。

部下にご馳走もできない妻なんて、結婚しなきゃよかったって、思うもんね。


「紗良、愛おしいよ。」

圭也さんは、私の頬を自分に向かせると、キスしてくれた。

私も久しぶりのシチュエーションに、圭也さんに捕まる。

そのまま、二人でリビングに行って、ソファーに倒れ込んだ。


「いい?このまま抱いて。」

「待って、ベッドに行ってから……」

「待てないから。」

そう言うと、圭也さんは私の服を脱がし始めた。

欲情を抱いた表情。

佐藤さんの好意も、ただのファンだと言っている圭也さんは。

恐らく、私にしかそんな顔は見せないだろう。


「紗良、紗良……」

耳元で繰り返される甘い声。

「愛しているのは、紗良だけだよ。」

そんな言葉に、酔いしれる夜だった。

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