エリート警察官の溺愛は甘く切ない
これで、圭也さん。その気になってくれるかな。

「結構、人気ですよ。主婦の方に。」

こそっと教えてくれた店員さんに誘われ、私はその下着を買ってしまった。

これで、今日は圭也さんを誘ってみよう。


家に帰って、早速さっき買った下着を、着けてみた。

うん。レースが程よくセクシーさを演出している。

「はぁ……」

鏡の前で、私はため息をついた。

一体、私何をしたいんだろう。

子作り?

いや、ただ圭也さんとイチャイチャしたいだけ?

何だか、分からなくなってきた。


その時だった。

「ただいま。」

身体がビクついた。圭也さんが帰って来たのだ。

「おかえり!」

服を着ようとすると、その前に圭也さんがリビングに来てしまった。

「何してるの?」

「あっ、えっと……」
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