心はあなたを探してた
「それで、どこへ行くんですか。」
「着いてのお楽しみ。じゃ、出発するよ。」
ゆっくりスタートする車に乗り心地の良さを感じるのは、運転が上手だから?
「車でよく出かけるんですか?」
「休みの日に予定がない時は、ジムに行った後、目的地決めずに適当に車で走る事もあるな。趣味というよりストレス解消?
車に乗った後は、結構考えがまとまるようになるから…」
「さっき読んでいた本は?」
「戦国武将ものの小説。歴史は好きだよ。」
「恭輔さんって、理系の人だと思っていました。」
「興味のあることには、何でも手を出してしまう器用貧乏なんだよ。大学はやりたかった情報科学にのめり込めずに経済学部の教授の授業を受けてた変人だって言われてたし。」
「それって結局、数字好きって言いませんか?」
「そう言われてみれば、そうだな。経理係がぴったりって事か。」
甘い笑顔ではなく、今まで見たことのない子どもみたいな屈託のない笑顔を見せられ、恭輔さんは仕事が本当に好きなんだなと思うと同時に、普段見れないこの笑顔をずっと見られる位置にいたいと思う自分がいた。
仕事に真面目で数字が好きで、歴史とドライブも好きで、ジムに行って身体を動かす事もしている。
昨日まで知らなかった恭輔さんのことを知っていく事が嬉しいのだけど、多趣味というのか、こういうタイプと括れないから、次に何が出てくるのか予想がつかない人だなぁと思った。
「着いてのお楽しみ。じゃ、出発するよ。」
ゆっくりスタートする車に乗り心地の良さを感じるのは、運転が上手だから?
「車でよく出かけるんですか?」
「休みの日に予定がない時は、ジムに行った後、目的地決めずに適当に車で走る事もあるな。趣味というよりストレス解消?
車に乗った後は、結構考えがまとまるようになるから…」
「さっき読んでいた本は?」
「戦国武将ものの小説。歴史は好きだよ。」
「恭輔さんって、理系の人だと思っていました。」
「興味のあることには、何でも手を出してしまう器用貧乏なんだよ。大学はやりたかった情報科学にのめり込めずに経済学部の教授の授業を受けてた変人だって言われてたし。」
「それって結局、数字好きって言いませんか?」
「そう言われてみれば、そうだな。経理係がぴったりって事か。」
甘い笑顔ではなく、今まで見たことのない子どもみたいな屈託のない笑顔を見せられ、恭輔さんは仕事が本当に好きなんだなと思うと同時に、普段見れないこの笑顔をずっと見られる位置にいたいと思う自分がいた。
仕事に真面目で数字が好きで、歴史とドライブも好きで、ジムに行って身体を動かす事もしている。
昨日まで知らなかった恭輔さんのことを知っていく事が嬉しいのだけど、多趣味というのか、こういうタイプと括れないから、次に何が出てくるのか予想がつかない人だなぁと思った。