大切なあなた
「では、明日の朝お迎えに参ります。何かあればご連絡ください」
「わかりました」

1日目のスケジュールを順調に終え、影近をホテルまで送った。
本来なら夕食でも用意するべきところなんだけれど、「接待は結構です」と事前に言われていたため早い時間の解散となった。



「じゃあ、お疲れ様」
「お疲れさまでした」

私たちもそれぞれ自宅へ向かう。


さあ、帰ってご飯を作らないと。
本来土曜日はお休みの日で息子の月と一緒に過ごすんだけれど、今日みたいに仕事が入れば実家に預けるしかない。かわいそうだと思うけれど、仕方ない。
その分夕食には美味しいものを作ってあげないと。

少し足を早めてスーパーに向かおうとした時、

ピコン。
メッセージの受信。

相手は・・・
影近。

内容は・・・
『悪いけれど、すぐに来てもらえる?』

えっ、嘘。

驚いたのと同時に、何かトラブルだろうかと駆け出してした。
< 13 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop