それでも、君がすき。



ミラナって名前から想像できるように一葉さんは外国人の血が混ざっているらしい。


笑うと綺麗な三日月型になるその瞳の色は色素の薄いブラウン。


歩く度に揺れるその髪の毛は太陽の光に照らされるとちょっとだけブロンドヘアみたいになるブラウン。


4月は後ろの席からよく遠いその髪の毛を見ていた。


だけど俺は外見で好きなったんじゃない。



一葉さんに初めて会ったのは入学したての頃。

その頃の俺ははっきり言ってカッコ悪かった。

今はどうかしらんけど。

そんな俺を変えてくれたのが一葉さん。


あれは忘れられない、忘れたくない俺の大切な思い出となった。


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