初めての恋ー孤独な私を見つけてくれたー
琉生は気を取り直していうと、
『今度空いてる時間、俺と一緒に食事に行って欲しい。もっとゆっくり二人で話したいから...』
『わかりました。私はいつでも大丈夫です。琉生さん、忙しそうなので、時間と場所は会わせます』
『じゃあ、明後日の19時に迎えに行くけど、エントランスでいい?』
「え?できれば目立ちたくないので会社の近くのコンビニでもいいですか?』
『わかった。じゃあ、19時にコンビニに行くから。ごめん。実はまだ仕事中で...。じゃあ、明後日の19時』琉生はそう言って慌てて電話をきった。

その日、帰ってから柚歩は迷っていた。どんな服でいったらいいのか、わからなかった。こんな時に友達がいれば相談できるのに柚歩には相談する友達もいなかったので困っていた。

柚歩は普段あまり使わないネットでいろいろ調べ始めた。
(どんな服装がいいのか私にはわからない)
結局、悩んでいたものの琉生さんの横で迷惑かけないように自分の持っている服で何とかしようと考えた。
今更、買い物に行ってもどんな服がいいのか迷ってしまうので、自分の持ってる中できれいなブルーのワンピースに白い薄いカーディガンでいくことにした。
明後日のことを考えると寝れないかもと柚歩は思っていた。

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