魔女のガールズトーク・わがままな純愛(おまけの小話)
ケイレブは両手を、ユリアの肩に押し当てて、体重をかけた。

ギシッ
ベッドがきしんだ。

ケイレブの熱を帯びた視線
それとともに、体の中央に、
熱がどんどんこもり始める。

ゆっくりと確認するように、
かすれ声で、ケイレブは言った。

「今日が俺たちの結婚式だ・・
俺の妻として」

ユリアは、最後の抵抗を試みた。
「あのね、ケイレブ・・・
ドレスが・・」

その声を無視して
ユリアの上にケイレブは、
自分の体を完全に重なるように
沈めた。

「うう・・苦しい」
ケイレブが、
うめくように声をあげ、ユリアの手首をつかんだまま、
自分の下腹部に、その手をあてた。

それはすでに熱をもって、
硬い感触が布越しでもわかる。

ユリアは、もがいて、
すぐに手を離そうとしたが、
ケイレブはより力をこめて、密着するようにした。

「・・今はダメ・・
ドレスを着ているし・・」

ユリアがようやく言ったが、
次の瞬間、
ケイレブの唇がふさいでいた。
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