公親先生と遊ぼう! 〜未来の種 番外編〜
恋に臆病な2人の過去
ただ漬けマグロ丼を作るだけなのに、二人で作ると楽しいんだな。

それに、いつもは1人のキッチンに美由紀先生がいても、違和感を感じない。
彼女がここにいるのがとても自然に感じられる。



「いただきます!」

「……どう?」

あれだけ自信があると豪語したけど、いざ実食となると、評価が気になる。

「んーーーっ!!
美味しいです!
これやっぱ、卵黄ですね!
最初からタレに混ぜて、さらにあと乗せするとコクが違う! おろしにんにくも絶妙な塩梅です!」

「だろ!?
いやー、わかってくれたか!」

よしよし。
美味そうな顔してるなー。

こうやって美味そうに食べてもらえると作りがいがある。

いや、別に餌付けしようと思ってる訳じゃなのだが…

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