すべての世界で、キミのことが好き❤~告白相手を間違えた理由
✩.*˚過去のその後
 あっという間に、私たちは高校二年生に。
 そして夏になった。

 悠真と私は別の高校に通っている。
 けれども今日私は、とある理由で悠真の通っている高校へ!

 その理由とは、今から悠真と陸くんが出るサッカーの試合があって、応援するため。ふたりは同じ高校に通っていて、今日は強い高校のチームと対戦するらしい。相変わらず部活を頑張っている。


 陸くんに告白しようとしたあの日、間違えて悠真に告白したのは、悠真が未来の悠真とメールのやりとりをしていたからで――。

 もしも、そのやりとりがなくて、私が陸くんに告白して、陸くんと付き合っていたらどうなっていたんだろう?って、今もたまに考える。

 例えば、悠真とケンカしちゃった時だとか。
 陸くんに告白した人生の方が上手くいって、幸せになれたのかな?とか一瞬考えちゃう。

 でも仲直りして隣に悠真がいると、この選択が一番なんだなって実感する。

 あと今、ふと考えた。

 未来からのメールの影響で私たちの人生が変わり、本来 “ 幸せになる予定 ” だった人がなれなかったり、そのせいで誰か傷ついたりしたんじゃないかって。

 そう、今、目の前にいる、悠真のことが大好きだった桃音ちゃんとか。ちなみに、桃音ちゃんと私も別の高校に通っているけれども今もとても仲良し! 最近、一緒にケーキ屋さんのバイトも始めたし。

「結愛! 早く! 試合始まっちゃうよー」

 前を歩いていた桃音ちゃん。
 彼女は私を待つために立ち止まり、振り返って叫んだ。

「待って!」

 桃音ちゃんに向かって、走る。
 
 でも考えるだけで、私がどうにか出来るわけではない。
 今は自分のことでいっぱいいっぱい。

 生きられる時間は限られているから、やりたくて出来そうなことはやって、伝えたいことはきちんと伝えたい相手に伝えて、あとは、目の前のことを、精一杯大切にしたい。


 そして、私が今やりたいことは、サッカーの試合に出る悠真と陸くんを、声を枯らしても良いから、全力で応援すること!

「がんばれ!」
< 131 / 131 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

イケメン俳優パパ『生田 蓮』に恋をして――。

総文字数/29,226

恋愛(純愛)47ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
イケメン俳優 生田蓮(いくたれん)34歳 × スーパーのパート 江川葵(えがわあおい)29歳 妊娠中に不倫され、その後、離婚した葵は 娘の柚希(ゆずき)と同じ保育園で同じクラスの斗和(とわ)ちゃんのパパ、生田蓮と親しくなっていく。 でも彼は人気イケメン俳優で、身分の差を感じてしまい――。 🌸子育てと恋愛、ほのぼのストーリー🌸 ベリーズカフェさん 総合ランキング40位 ありがとうございます 連載 2022,10,21~2022,10,29
君のためのウエディングドレス

総文字数/7,353

恋愛(純愛)16ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「ウエディングドレス、可愛い。着てみたいな」  少女漫画を読みながら呟く優衣花(ういか)は自分の気持ちを人に話すのが苦手。 そんな彼女が言ったその言葉。 ――願いを叶えたい。 ずっと優衣花のことが好きだった桃李。 彼がとったサプライズは……。 高校2年生のふたり ピュアキュンストーリー♥️ o,+:。☆.*・+。 野いちごさん ピックアップチャレンジ 『ジューンブライド』で 選んでいただきました。 ありがとうございます! 2023*5*17~ 2023*5*19完結
演歌界のイケオジ『神月京介』の恋心

総文字数/10,502

恋愛(純愛)21ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
演歌界の柱石と呼ばれる 神月 京介(こうづききょうすけ)48歳は 優しいスパダリなイケオジ。 葉月由良が高校生の時 彼は近くに住んでいた。 けれど人気が出て忙しくなり 彼は都会に住むことになって それから疎遠になる。 当時可愛がってくれていた京介に 由良は憧れ、恋心も抱いていた。 今もふと昔を思い出す日々。 ある日、スキーに行った時に 山の小さなペンションで彼と再会した。 しかも吹雪で閉じ込められ――。 ピュアラブ年の差ストーリー ------i-----✩.*˚----ke---☆-----o--✩.*˚---ji------ ベリーズカフェさん 恋愛短編ランキング 47位 ありがとうございます✨ 2024*1*2 オススメ掲載いただきました✨ 着物の似合う人、素敵です。 この物語はフィクションです。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop