チャラ男の本気は甘すぎる
───それから1週間が経ち。
「お、憂莉のとこと同じブロックだ」
「……どっちかしか勝てないってことだね…!」
レクが行われる体育館の壁に貼られたトーナメント表を見て、
紫央くんのチームと同じブロックで当たってしまっていたことに、少し絶望する。
ブロックごとの戦いだから、ブロックが違えば2人とも優勝の可能性はあったけど
ブロックが同じならどっちかしか勝てないし、
紫央くんがやる気だから、チーム全体の士気が高そう。
それに比べて私のチームは…。
「さっさと負けてサボりてー」
リーダーがこんなこと言ってるもん。勝てる気がしない…。