7日後の約束は〇〇…秘密を抱えた2人の奇跡の恋物語…

「どうぞ、召し上がって下さい。子供にあわせているので、お口に合うか分かりませんが」
「有難う、頂きます」

 仕事の帰りでお腹が空いていた奏弥は、カレーを一口食べるととっても美味しくて笑みがこぼれた。

「すごく美味しい。久しぶりだよ、こんない美味しいカレーを食べたのは」
「子供にあわせて甘口で、我が家ではカレーにコーンを入れていますので。物足りないかもしれません」
「そんなことないよ。いいね、君達はお母さんの美味しい手料理が毎日食べられて」

 聖龍がじっと奏弥を見つめた。
「そうやって言うなら、毎日食べればいいじゃん」

 え?
 奏弥が驚いていると、凜太郎もじっと見つめてきた。

「うん。食べたいなら、毎日食べに来たらいいと思うよ。ママはとっても、ご飯作るの上手だから」

 毎日食べに…それは、俺にずっと一緒にいて欲しいって言っているのだろうか?
 お昼間に、確か聖流君は「パパとして選んで産まれてきた」って言っていたけど。
 でも、この子達の父親は翔次の筈。

「ママ…やっと来てくれたね、パパが」
 え? と、凛は驚いていた。

 まだ小さな双子は、口調が大人びていてどこか冷めている。
 なんだか変わっている子供だ。


 夕食を食べながら奏弥は聖龍と凜太郎と話をした。
 2人共、どこかシレっとしていて翔次とそっくりである。
 凛太郎がお兄さんで、聖龍が弟になるが、凜太郎の顔立ちは凜と似ていて髪の色も金髪に近い明るい色であるが、聖龍は翔次に似ているが髪質は奏弥に似ている感じがある。
  
 夕食を食べ終わると、凛太郎と聖龍は奏弥の傍から離れようとしなかった。
 特別な会話をするわけではなく、ただ傍にいるだけ。
 
 奏弥の傍でおもちゃで遊び始めて、おもちゃで奏弥にちょっかいをかけてくる。
 そんな姿を見ていると、奏弥は凜太郎も聖龍も愛しく感じる。

< 101 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop