7日後の約束は〇〇…秘密を抱えた2人の奇跡の恋物語…
「どうだったの? 」
奏弥に尋ねられると凜はちょっと照れたように微笑んだ。
「はい…。やはり、授かっていました。赤ちゃん…」
「本当に? 」
「はい。10週目に入ったところで。予定日は6月下旬だろうと言われました」
「よかった。おめでとう」
ギュッと、凜を抱きしめた奏弥。
最近体調がすぐれない様子で、食欲も減っていた事から検査薬を買って来て調べた所くっきり陽性反応が出たことから病院へ行ってきたようだ。
「あの…。赤ちゃんなんだけど、どうやら2人いるようなの」
「え? 双子? 」
「うん。…4人になってしまうけど、いいかな? 」
「別にいいじゃないか。子供は大勢いた方が、楽しいから」
「うん…」
そっと体を離した奏弥は、嬉しそうに微笑んだ。
「今度は、ちゃんと凛と俺の子供が生まれてくるんだね」
「そうね」
またしても双子を授かった凜だが、奏弥はとても喜んでいた。
あなたを殺しに来ました。
そう言って翔次に近づいた凜だったが、翔次から彼女になって下さいと言われ7日間の時間が欲しいと言われいう通りにした。
その結果何故か愛し合うようになってしまった翔次と凜。
7日間と言う短い時間で入籍まで済ませてこの世を去ってしまった翔次だが、いなくなった後に子供を授かった事を知った凜は一人で産んで育ててきた。
運命の巡り合わせか、成長した子供の聖龍が奏弥と会ってしまった。
再び再会した奏弥と凜。
凜はなかなか素直にはなれず、子供達だけ宗田家に返して一人去って行こうとした。
前世に想いを残した翔次の声で、奏弥は遠くに行ってしまう凜を引き止めることができた。
奏弥と凜が本当に結ばれるまでは7年の月日がたっていた。