幼馴染くんの好きな人は私でした。
…あれ?
「ひよちゃん?なんだか楽しそう…?私面白い話したかな!?」
「ううん、違うよ!…えっとね、花ちゃんに相談してもらえるの、すっごく嬉しいなあって」
天使のよう彼女の可愛さに溶けそうになりながら、今朝の出来事をすべて話した。
日比人、と名前を口に出すだけで唇が震える。
うまく文書が繋げられなくて、だけれどひよちゃんは「うん、~~のことだよね」と何度も優しい相槌を打ってくれた。
いつもの私ではいられないくらい、今日のことは私にとって特別だった。
初めて幼馴染の枠から日比人が出ていった日。初めて幼馴染を違う目線で見た日。
幼馴染じゃない日比人を見て、ドキドキが止まらない。…この止め方、誰か知ってる?
「とりあえず、返事をするよりも先に花ちゃんが休まないと。疲れた顔してるよ…?」
「……休めないの」
「ん…?休めない?」
「今日から…日比人が、私の家にいるの。同居っていうんだよね、こういうの」