嘘つきは恋のはじまり✗ 恋の終わり???
受験生の夏休みが終わった
何してたっけ?私
勉強ガンバルんじゃなかった?
涼と過ごした日々と後悔が
グルグル回って
死ぬ前に流れる走馬灯のようにって
こーゆーのなのかな…って
朝から暑い
死んでないや…私
ひとりで歩く始業式の朝の通学路
これは現実だ
生きてる
涼、いつも隣にいたのにな…
今日は、いない
私、ホントに涼と別れたんだ
涼、もぉ行ったかな?
誰か隣にいるのかな?
涼、夏休み何してた?
楽しい夏休みだった?
夏休みの前の日に戻れるなら
私はどーするかな?
「芭、おはよー
夏休み何してた?」
同じクラスのミサキだった
「おはよ
夏休み、私、何してたかな…」
「芭、少し痩せた?
顔色悪いよ、大丈夫?」
「うん、貧血ぎみかも…」
「チョコあげる!
コレおいしんだよね
芭も好きだったよね」
「うん、ありがと」
私が好きだって言ったら
涼もよく買ってくれたチョコだ
「芭、お祭り行った?」
「うん、行ったよ」
「やっぱり!
芭、涼とキスしてなかった?」
「え!キスなんてしてないよ
涼と一緒に行ってないし…
それ、私じゃない」
「えー、絶対芭だったと思うんだけどな…
見間違えかな
アレ?涼は?
今日一緒じゃないの?」
「うん…
夏休み前に別れたの」
「え!そーなの?
ごめん、知らなくて
涼、塾で会ったのにな…
ぜんぜん教えてくれなかった」
涼
誰にも言ってないのかな?