聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース
◇
「説明会?」
「うん。ちょっと先なんだけど」
梅雨の足音が近づく6月上旬。
活動開始前のアウトドアサークルの部室で、『合同企業説明会』と書かれたチラシを清水くんに渡した。
「8月……夏休みか。これ、どうしたの?」
「純次くんからもらったの。さっきここ来る前、バッタリ会って」
受け取ったのは、ほんのわずか、5分ほど前。
話によると、事務所の窓口を訪れた帰り道でゼミの教授に遭遇し、『時間に余裕があるうちに行っておきな』と勧められたという。
「『もし空いてるなら、みんなで行かない?』って誘われたんだけど、予定、どう?」
「大丈夫。まだ2ヶ月も先だし。今のところ何もないから行けると思う」
「わかった。伝えとくね」
了承をもらったタイミングで部長がやってきたため、席に戻った。
学生を経験した人なら、1度は直面するであろう就職活動。
高校では夏頃から求人票が貼り出され、2学期から本格的に選考が始まっていた。
「説明会?」
「うん。ちょっと先なんだけど」
梅雨の足音が近づく6月上旬。
活動開始前のアウトドアサークルの部室で、『合同企業説明会』と書かれたチラシを清水くんに渡した。
「8月……夏休みか。これ、どうしたの?」
「純次くんからもらったの。さっきここ来る前、バッタリ会って」
受け取ったのは、ほんのわずか、5分ほど前。
話によると、事務所の窓口を訪れた帰り道でゼミの教授に遭遇し、『時間に余裕があるうちに行っておきな』と勧められたという。
「『もし空いてるなら、みんなで行かない?』って誘われたんだけど、予定、どう?」
「大丈夫。まだ2ヶ月も先だし。今のところ何もないから行けると思う」
「わかった。伝えとくね」
了承をもらったタイミングで部長がやってきたため、席に戻った。
学生を経験した人なら、1度は直面するであろう就職活動。
高校では夏頃から求人票が貼り出され、2学期から本格的に選考が始まっていた。