年下男子は恋愛対象になりますか?
さっきまで良い雰囲気だったのに、一気に気まずくなってしまった。

ここで出ないと変に怪しまれるだけなので、変に緊張しながら電話に出る。

「はい、もしもし」

『お前まだ姉貴といんの?』

「は?菜穂ちゃんとは結構前に別れたけど、一体何の用?」

しまった。忙しいとか適当なこと言って切るべきだった。私から話を長引かせてどうする。

『美樹がいじけてるんだよ。ったく、お前のせいだからな』

そのあとに聞こえた、健太が美樹を呼ぶ声。

『もしもし、由夏!?髪切ったって本当!?何で私に何も言ってくれないの?健太から知らされるなんて最悪なんだけど!さっき電話したのに出てくれないしー』

耳がキーンとなる程、大きな声で話してきた。美樹がこうなってるってことは相当お酒を飲んだに違いない。

「ちょ、美樹!声が大きすぎるって。かなり酔っぱらってるみたいだけど大丈夫?」

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