年下男子は恋愛対象になりますか?
「えーと……」

由夏さんが話していないことを、俺から話してしまってもいいのだろうか。

「お袋やめろよ。どう見ても困ってんだろ」

「そうだぞ。それに、早く行かないと土産屋が閉まると言ってなかったか」

興奮気味に聞かれたその質問に、何て答えるべきなのか悩んでいた時だった。

健太さんともう1人の男性が会話を止めてくれたのだ。その言葉ぶりから、菜穂さんと健太さんの父親で間違いなさそう。

「あぁ、そうだったわね。こちらから話しかけておいて申し訳ないのだけれど、私達そろそろ失礼するわね。由夏ちゃんによろしく」

腕時計を見た後そう言って頭を下げられたので、俺も慌てて頭を下げた。

「じゃあね、隼人君。お母さんが絡んじゃって本当にごめんねー?ほら、健太行くよ」
< 258 / 755 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop