年下男子は恋愛対象になりますか?
「どうかした?」

『……美樹さんはどうして来てくれたんですか?』

「私が暇だって言ったから暇潰し用に雑誌を買って来てくれたみたい。まぁ、それも健太を迎えに来たついでなんだけどね」

しばらく無言の隼人君。
いつもより声のトーン低かったし、何かおかしなこと言っちゃったかな。

「えーと、言いたいことあるなら言ってね?」

『すみません。何でもないです』

「何でもなくないでしょ。さっきから怒ってるような声してる」

それぐらい風邪ひいてても分かるよ。

『怒るわけないじゃないですか!ただ……俺もお見舞いに行きたいなって思っただけです。美樹さんには連絡したのに、俺にはしてくれないんだとも思いましたけど……』

「え」

『すみません!こんなこと思うなんて子供みたいだって自分でも分かってますから。俺が行っても迷惑なだけでしょうし』
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