砂浜に描いたうたかたの夢
◇
気を取り直して、ネタ探し再開。2階をぐるりと回り、エスカレーターで1階へ。
父と智がいないかを時折確認しつつ、化粧品売り場や専門店をチェックした。
「一通り見て回ったし、少し休憩しようか」
「そうだね。じゃあ、そこのカフェに寄ってもいい?」
「うん。いいよ」
小腹も空いてきたので、休憩を挟むことに。
イベント広場の近くにあるカフェに入った。
「凪くんは何も頼まなくていいの?」
「大丈夫。そこまでお腹空いてないから」
チーズケーキとココアを注文した私に対して、凪くんは何も買わず。
冷房が効いてて涼しいとはいえども、今は真夏。室内でも熱中症になるって話、よく聞くし。何も飲まなくて平気なのかな……。
チーズケーキとココアを受け取って奥に進み、2人がけの席に座った。
「いただきます」
手を合わせて小さな声で挨拶し、チーズケーキを口に運ぶ。
ん〜! しっとりしてて濃密!
最近はダイエットのために控えてたけど、宿題頑張ってるし、今日くらいはいいよね!
気を取り直して、ネタ探し再開。2階をぐるりと回り、エスカレーターで1階へ。
父と智がいないかを時折確認しつつ、化粧品売り場や専門店をチェックした。
「一通り見て回ったし、少し休憩しようか」
「そうだね。じゃあ、そこのカフェに寄ってもいい?」
「うん。いいよ」
小腹も空いてきたので、休憩を挟むことに。
イベント広場の近くにあるカフェに入った。
「凪くんは何も頼まなくていいの?」
「大丈夫。そこまでお腹空いてないから」
チーズケーキとココアを注文した私に対して、凪くんは何も買わず。
冷房が効いてて涼しいとはいえども、今は真夏。室内でも熱中症になるって話、よく聞くし。何も飲まなくて平気なのかな……。
チーズケーキとココアを受け取って奥に進み、2人がけの席に座った。
「いただきます」
手を合わせて小さな声で挨拶し、チーズケーキを口に運ぶ。
ん〜! しっとりしてて濃密!
最近はダイエットのために控えてたけど、宿題頑張ってるし、今日くらいはいいよね!