彦星さまは会いたくてたまらない
うわぁぁぁぁ。
身長も低めで華奢だし
勝手に小学生だって
勘違いしちゃった。
「そっかそっか。ごめんね。
弟君や妹ちゃんの付き添いで
小学校の天体観測会に来たの?」
僕の質問に、うつむいたまま
コクリと頷いた女の子。
笑顔になって欲しくて
僕は陽気な感じで
「星、綺麗だよね」とか
「今年の七夕は珍しく晴れたね」って
お兄さんぽく微笑んでみた。
……うっ、返事がない。
……うつむいちゃったし。