彦星さまは会いたくてたまらない



しばらくの間

大好きな星について

一人でしゃべり続けた僕は



返事は返ってこないだろうと

思いつつ


「七夕の短冊に
 願い事って書いた?」


気軽に聞いてみた。



そしたら、なんんと



「……書きました」



彼女の口から

可愛い声がもれたから

ビックリしすぎて

目を見開いちゃった。





「願い事、なんて書いたの?」



「高校に合格して……

 天文同好会に

 入れますように……です」






……えっ?



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