あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~
夜に咲いた大輪の花は、咲いては消え、消えてはまた咲く。


しかも、たった1度だけ。


だからこそ、その美しさは格別なんだ。


儚くも消える美しい花火に心を掴まれ、それでも私は……厚かましくもずっとずっと「女」として咲いていたいと思った。


慶都さんにずっと私だけを見ていてもらえるよう、見た目も内面も磨いていきたいって。


そして、来年また「昨年より幸せだよ」って言ってもらいたい。


「次はどんな浴衣にしようか。君の浴衣を選ぶのが今から楽しみだ」


「これでいいですよ。素敵な浴衣を買ってもらいましたから」


「来年は、今よりもっと美しくなる君のために浴衣を選びたい。その先も毎年。素敵過ぎる君に見合う浴衣があるかどうかは疑問だが」


私を見てニヤッと笑う慶都さん。


どこまで私を甘やかすのかな……


だけど、あなたの言葉にどうしようもなくキュンキュンしてしまうのは、私が慶斗さんを心から愛しているから。


「うわ~! すご~い」


ラストの色とりどりな花火の競演に感動し、家族みんなが笑顔になった。


こうして、いつまでも、たくさんの思い出を作っていけたら……こんな幸せなことはないと思った。


慶都さんの妻、雪都の母、そして、1人の人間として、明日からまた、家事に子育てに、保育士としての仕事に、頑張っていける。


大好きな慶都さん、雪都。


これからもどうぞよろしくお願いします。
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