年下の彼は、なぜだか私にZokkonです。
次の日の朝、樹が陽に、仕事が終わってから会いたいということを伝えた。



一体、どうなるんだろう。
樹は私とのことを話すのだろうか?
そしたら、陽はどうなる?



(だめだよ…)



私が嫌われるのはともかく、陽を傷付けたくない。
ショックを受けて、万一、お腹の子供に何かあったら…



恐ろしい想像に、私の鼓動は早くなる。
でも、今更どうにもならない。
時間を巻き戻すことは出来ないのだから。



とにかく謝るしかない。
たとえ陽に罵られても、私には何も言い返せない。
悪いのは私なんだから。
ただ、樹のことを諦めることだけは約束する。



樹は、責任を取ると思う。
彼は責任感の強い人だから。
陽と樹は結婚して…
私は陽に縁を切られるかな。
陽と樹の子供を抱くことも出来ないかもね。
でも、それも仕方ない。
悪いのは私なんだから。



とにかく仕事に没頭した。
仕事が終わるのが怖いようで、早く終わってほしいようでもあり…



昼間は二人と顔を合わさないように、階段室でご飯を食べた。
樹からLINEが来たけど、読まなかった。



昼からもただがむしゃらに働いて…
そして、ようやく仕事が終わった。
< 41 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop