年下の彼は、なぜだか私にZokkonです。
「陽、教えてよ。
どういうこと!?」

「祐一の子よ。」

「えっ!?誰?」

「陽の元旦那さん。」

「えーーーっ!」



陽は、ケーキをぱくっと口の中に放り込んだ。



「皮肉なもんよね。
結婚してた時はなかなか出来なかったのに。」

「どうして別れたの?」

「浮気よ。酔って記憶がないとか言ってたけど、許せないじゃない。
だから、感情的になって別れたけど、ちょっとだけ未練はあったんだ。
だから、復縁を提案してみる。
やっぱり、子供には父親もいた方が良いし、経済的にも助かるからね。」

いかにも合理的な陽らしい考えだ。
でも、それが一番良い方法だと思う。
祐一さんは、陽にゾッコンだったから、きっと復縁には応じてくれると思う。



「そっか。ついに陽もお母さんになるのね。」

「恵理子さんはおばあちゃんだよ。」

「え?どうして恵理子がおばあちゃん?」

「だって、恵理子さんは私のお母さんだもん。」

「えーーーっ!」



樹は、目を大きく見開き、私と陽を交互に見ていた。
陽には本当に驚かされる。
まさか、こんなタイミングで私達が親子だってバラすなんて。



「恵理子、マジなのか?」

私は苦笑しながら頷いた。
もう笑って誤魔化すしかないもの。



「陽、何月生まれ?」

「6月だけど…」

「良かった~…俺の方が2ヶ月年上だ。」
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