S系御曹司は政略妻に絶え間なく愛を刻みたい~お見合い夫婦が極甘初夜を迎えるまで~

 もう当たり前みたいに舌が差し入れられて、そのまま何度かキスをされている途中、要さんは私の足に触れる。

 フルリと身体が震えたけど、その手の熱にあてられて、目を瞑る。
 そうすると、恥ずかしいのに、触れられるところ全部が熱を持って、またさらに熱くなる。なのに、触れられたところがおかしなくらい気持ち良くなる。

(好きな人に触れられるって、こういうことなんだ……)

 唐突に分かってしまった私は、要さんの手に、指に、舌に翻弄され、
 車の中だったということもすっかり忘れて、何度も要さんにキスをせがんだ。

< 144 / 283 >

この作品をシェア

pagetop