裏切りの果てに~ただあなたと胸を焦がすような恋がしたかった~
『あっ、そんなことより、先生、今日はお忙しかったんじゃないですか?わざわざ来てもらって、病院の方は大丈夫だったんですか?』


圭輔との恋愛の話題なんて、さっさと終わらせたかった。


『もちろん。圭輔の奥さんの誕生日って聞いたら、何を置いてもお祝いしないとね。君はうちの病院の大切な看護師だし』


そう言って優しく微笑む寛也さん。


このセクシーな笑顔がたまらなく魅力的だ。


何度見ても私をドキドキさせてくれるこの顔が…心の底から大好き。


『そうよ。寛也先生から祥子さんの誕生日会をするからって誘われて~』


え?


寛也さんが私のために企画してくれたの?


それで、1人でくるのはマズイから新川さんに声をかけてくれたってこと…?


寛也さんは前にもここに1度だけ来たことはあったけど、さすがに今となっては…ね。


だったら、納得かも。
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