イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
黒猫は、前を歩いていた。
私は、もう離さないようにルキさんを強くハグした。
ルキさんも私をハグした。
「原」
私は、顔を上げた。
ルキさんの顔が近づいてきて私はルキさんと唇を重ねた。
「原は、俺の彼女だ。何があろうと離さないからな。覚悟しろよ」
「はい!」
ルキさんは私の頭をポンとした。
「城、戻ろ」
私は、ルキさんと城に歩いていく。
何があろうと私は、ルキさんから離れない。
離れたくないんだ。
だって、私は一目見た時からルキさんのことが好きだから。