イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
私は目をキラキラとさせる॑
⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*
ルキさんが作った和菓子だよ!おいしいのに決まってんじゃん!
「ほんと、原は甘いものになると目がないんだから」
「今も?昔からだよ」
「へ?ささらちゃん?」
「あ、ごめん!なんでもないよ」
(昔?)
前にささらちゃんに会ったことがある?
「おー、原。来てんな」
「はい!この和菓子ルキさんが作ったんですよね!」
「あぁ。原が気に入るかな?と思って作ったんだ」
「どれも、美味しそうです!✨✨✨」
ルキさんは美蘭を見た。
「美蘭。原、借りるけど」
「だと思った。いいぜ」
ルキさんは私に目線を合わせる。
「原、俺に着いてこい」
私は、美蘭とささらちゃんと別れルキさんに隣を歩く。
私がその場から居なくなるとささらちゃんは美蘭に言っていた。
「みーちゃん。私も、行って来る!」
「ささらまで?」
そんな会話を知らない私。