イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
小さい頃の記憶
『はーらーちゃんー!あーそーぼ!』
ささらはいつも、私の家を来てよく遊んでいた。
『ささらちゃんだあああ!!ママ遊んで来てもいい?』
『あまり遠くに行っちゃダメよ?いいわね?』
『はーーーい』
私は、かけてささらのもとへ行った。
ママは遠くで私達を見守っていた。
私がママを見ると優しく微笑んだ。
毎日のようにささらと遊んでいたがある日突然……ささらが私の家に来なくなった。
どうしたんだろう?何かあったのかな?と思っていた。
「___あの日もはらちゃんに会いに行こうとしたの。……そしたら___トラックに跳ねられて…………この世を去ったんだ」
ささらは悲しい顔になった。
さぞ、辛かったんだろう。