イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
龍一side
俺は、早々城につくとルキ達がいる屋上へと向かった。
コンコン
ドアを叩く。
「なんだ」と中からルキの声が聞こえた。
「ルキ、天骸と手を組むことにしたから」
「そうか_________」
ガチャリ。
すると、中からルキが出てきた。
「よくやったな。褒めてやる。あとは、俺に任せろ。龍一は、いつも通り休んだら夜の学園へ行け」
「はーい。それより、原ちゃんは?部屋に居るんでしょ?」
「あぁ」
「元気?」
「まぁな」
「そうか、じゃあねー」
俺は、屋上を後にした。
〈龍一の部屋〉
俺は、ソファーに体を預ける。
「はぁー……」
久々に、子猫ちゃん達と遊ぼうかな?
もうそろそろ、俺の番だろうから。
少し寝て、夜の学園に行くことにした。
愛する姫を探しに……ね?