イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!


美蘭と私、通路を歩く。


結局来てくれた美蘭。

私のピンチな時に。


惚れちゃうよ。



「美蘭ちゃん」

「ん」

「来てくれて、ありがとう」

「遅かったから、どうしたのかな?って、様子を見に来ただけだ。

それより、大丈夫だったか?

龍一に何もされていないか?」


「大丈夫だよ」

「気をつけろよ?龍一には」

「うん」


私は、再び美蘭の部屋に入る。


「どう?少しは、なれた?」

「全然だよ!」

「少しずつ慣れてけばいい」

「そうする」

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