イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
城の外れにある病院による。
ここには、8番目の弟、蒼生が入院している。
俺は、受付で蒼生の兄と告げる。
「6階の616号室の羽咋蒼生の兄、羽咋ルキです」
(あぁぁぁ・・・体調悪ぃ)
朝から電話来やがって。朝、本当に辛いんだからな。
「どうぞ(この人、本当に・・・大丈夫かしら?)」
俺は、通された。
エレベーターで、6階行く。
【616】号室。
____ガラガラ・・
病室には、蒼生だけが居た。
蒼生は、俺に気づく。
「あ、ルキ兄。今日は早いね。今日も、ありがとう」
「あぁ。弟のメンドーは兄が見るのはあたりめぇだろ?」
「ルキ兄だけだよ。嬉しい」
「っ照れるじゃねいか」