本音
「チリリリ、チリリリ」と僕の目覚まし時計が鳴っている事に気づく。
「そうだ、今日は野球の朝練があるんだった」
中学生になったばかりの僕は真新しいユニフォームを着て家を出て行った。
学校に着くと何やら人が集まっているようだった。そこを覗いてみると、なんと赤髪の転校生が突っ立っていたのだ。周りは騒がしかった。
「もう転校生なんているの?」
「しかもこいつ赤髪だしw」
さらには、
「転校生そんな所にずっと突っ立ってイキッてんのか?」
という声まで聞こえてきて僕は思わず怒ってしまった。ここで監督に早く来いと怒られてしまった。
 僕は野球に打ち込んだ。何もかも忘れるくらい。でもさっきの奈々とかいう女子は忘れられなかった。
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