拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
あっさりと答えられてしまい

会話終了。

そういえば磯崎と話すのは

これで最後かもしれない。

擬似恋人が終われば

所詮関係の無い人だ。

隣のクラスの地味な私は

話す理由なんてない。

あ、悲しくなってきた。

……恋愛って切ないんだなぁ。

磯崎はまた遠い存在になっちゃうんだ。

「そうだ。

もうすぐ夏休みだよね。」
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