拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
「私は磯崎の

誰とでも仲良くなれるところ、

羨ましいと思ってる。

私の世界はお母さんと

友達二人だけだから。

まだ出会って1週間だけど

磯崎が私の世界を

広げてくれてる気がする。」

……ってなんか変な感じになったな。

何言いたいの変わんないし。

「ふはっ。ありがと。」

磯崎は笑った。

優しい顔で。

その瞬間、

もっとこの笑顔を見たいと思った。
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