エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
「それにしても木嶋さんがいてくれてよかった」
そう言うと父は木嶋さんに向かって深々と頭を下げた。
「紅葉を守ってくださり、本当にありがとうございました」
「いいえ、そんな。私は自分の職務を全うしたまでです。……ですがたとえ仕事ではなくとも、あの現場にいたら私は間違いなく人として最低の振る舞いをされた円城様から紅葉様をお守りしました」
木嶋さん……。
彼の優しい言葉に胸が熱くなったのは私だけではないようで、父も目に涙を浮かべた。
「ありがとうございます」
再度頭を下げると、父は真剣な面持ちで私を見据えた。
「そんな話を聞いたら、絶対に久次君と結婚させるわけにはいかない。今すぐにでも婚約を破棄させてもらおう。なに、肩代わりした借金なら気にするな。どんなに長い年月がかかったとしても、少しずつ返していけばいいさ」
私に心配かけまいと笑顔で父は続ける。
「ちょうど退院の目途もたったんだ」
「そうなの?」
そう言うと父は木嶋さんに向かって深々と頭を下げた。
「紅葉を守ってくださり、本当にありがとうございました」
「いいえ、そんな。私は自分の職務を全うしたまでです。……ですがたとえ仕事ではなくとも、あの現場にいたら私は間違いなく人として最低の振る舞いをされた円城様から紅葉様をお守りしました」
木嶋さん……。
彼の優しい言葉に胸が熱くなったのは私だけではないようで、父も目に涙を浮かべた。
「ありがとうございます」
再度頭を下げると、父は真剣な面持ちで私を見据えた。
「そんな話を聞いたら、絶対に久次君と結婚させるわけにはいかない。今すぐにでも婚約を破棄させてもらおう。なに、肩代わりした借金なら気にするな。どんなに長い年月がかかったとしても、少しずつ返していけばいいさ」
私に心配かけまいと笑顔で父は続ける。
「ちょうど退院の目途もたったんだ」
「そうなの?」