あきれるくらいありふれたこと
対峙
「おはようございます。早速ですが一緒に来てください。」


伊藤さんに話す暇を与えず第一の目的を果たすためにカフェを出る。
先導して向かったのは。

レディースクリニック。
ちゃんと伊藤さんの名前で予約しておいた。


「えっ、此処って、、、
えっ、何で?
どうして此処に?」

「昨日、夫と寝たんでしょ?」

「ユウ、何で?」

「あなた、日頃からゴムを持って会社に行ってるの?」

「そんなはず、、、無いだろ!」

「だから。」


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