金の草鞋を履いてでも…
いつも通り、他愛ない話をしながら、二人して歩き続ける。
私たちが住んでいるのは、割と中心地のほうだが、飲み屋街以外は、歩行者などほぼ皆無だ。
前に森川が教えたくれたように、中心地ほど人が少なく、郊外にばかりいろんな店が増え、人口も増えているからである。
「最近、朝晩は涼しくなってきたね」
「先輩、いつも何着て寝てるんですか?」
「何も着てないよ」
「えっ!?」
「あれ?言ったことなかったっけ?寝るときは裸だって」
「聞いてませんよ!やば…鼻血出そう…」
「とは言っても、もう少し涼しくなったらジャージ着て寝るけど」
「なんだか…イキナリ色気なくなりますね」
私たちが住んでいるのは、割と中心地のほうだが、飲み屋街以外は、歩行者などほぼ皆無だ。
前に森川が教えたくれたように、中心地ほど人が少なく、郊外にばかりいろんな店が増え、人口も増えているからである。
「最近、朝晩は涼しくなってきたね」
「先輩、いつも何着て寝てるんですか?」
「何も着てないよ」
「えっ!?」
「あれ?言ったことなかったっけ?寝るときは裸だって」
「聞いてませんよ!やば…鼻血出そう…」
「とは言っても、もう少し涼しくなったらジャージ着て寝るけど」
「なんだか…イキナリ色気なくなりますね」