あのっ、とりあえず服着ませんか!?〜私と部長のはずかしいヒミツ〜
 三十路(みそじ)も半ばを越えてこんなに〝したい!〟と思うような状況になれるだなんて、正直自分でも驚きだ。

 準備してある避妊具は全部で六個。普通に考えれば十分過ぎる個数だが、羽理が相手なら何回でも出来てしまいそうだと思えるのが怖い。

 とはいえ――。

 大葉(たいよう)はそこでオロオロと不安そうに自分を見上げている羽理を見下ろすと小さく吐息を落とした。

(まずは最初……一回目がうまく出来るかどうかが問題だよな?)

 処女を相手にするのは、大葉(たいよう)だって初めてなのだ。

 上手く……出来るだろうか?
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