Sweet and sour love
第2章 永遠の初恋

再会

 私は、裕一と住んでいたマンションを出て、実家の方に歩いて行った。
 久しぶりに、海に行きたかった。

 海に向かうため歩いていると、海沿いにバーがあった。
 実家にいた頃には、なかった。
 レトロ感があった。

 海に行く前に、1杯飲むことにした。

 ドアを開けると、カランカランとなった。

 店の中も、レトロな感じだった。
 カウンターが6席とテーブルが2席の小さな店だったが、どこか懐かしいような心地いい感じがした。
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